学校では教えてくれない学校の話

学校では教えてくれない学校の話を紹介します。

家庭でも話せる話!  3つのコップの教訓!  姿勢の悪い子へ!

    授業中姿勢の悪い子に注意するときに、「何で姿勢が悪いと駄目なのか。」「おしゃべりをしていると駄目なのか。」をわかりやすく説明してやると納得します。こんな話はどうでしょう。
子どもたちの前に3つのコップを用意します。

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3つのコップの教訓

3つのコップの教訓 
①1つ目のコップは、普通に平らなテーブルの上に置いたコップです。

②2つ目のコップは、ななめにおいたコップです。

③3つ目のコップは、ふたをしたコップです。

①だと思う人。②だと思う人。 ③だと思う人。

そうですね。①ですね。

①の机にまっすぐに置いたコップには、たくさんの水が入ります。

②の斜めに置いたコップには、半分くらいの水が入ります。

③のふたをしたコップには、水が入りません。

 これを「姿勢」だと考えて下さい。そして、「水を学習した中味」だと考えた場合


①のコップのように先生の方をまっすぐ向いている人は、「学習したことがたくさん頭に入り、勉強が出来るようになります。」


②のコップのように横を向いている人は、「学習したことが半分しか頭に入りません。」

 

③のコップのようにフタをしてしまっている人は、「学習したことが頭に入りません。」
 
 授業中おしゃべりをしていたり、違うことを考えていると勉強がわからなくなってしまいます。正しい姿勢でお話を聞きましょう。

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耳プラス目を皿のようにして心で感じる!心は一つ。

耳プラス目を皿のようにして心で感じる!
「聞く」「聴く」の違い!
 「聞く」ただ単に「きく」場合は一般に「聞く」を使います。音声を自分の耳に確かに受け入れることです。
 「聴く」注意深く(身を入れて)、あるいは進んで耳を傾ける場合に使います。
 「音楽を聴く」「講義を聴く」などです。「聴く」という漢字は、「耳で聞いて。プラス目を皿のようにして見て、心で感じる。」ことです。「心は一つ。」子供たちみんなの「心を一つ」にして演奏したり、聴いたりします。自分からきく。静かにきく。詳しく熱心にきくことです。


「他のきく」
 「訊く」上より下に問う。罪をただす。責める。
 「尋く」尋問する。質問する。自分の聞きたいことを質問する。

なかだるみ
 緊張していた糸がゆるむことを「なかだるみ」といいます。「なかだるみ」は勢いがなくなることを意味します。何かをしている間に最初の勢いがなくなって、途中で心が折れたり、適当になったりすることです。
 学校生活に慣れ、「緊張していた糸がゆるんで姿勢が悪くなったり、忘れ物が多くなったり、おしゃべりが多くなる時期を言います。」このような時に上の「3つのコップ」などの話をしてあげると効果的です。
 10連休が終わり、落ち着いてじっくり話が聞けるといいですね。今日も「学校では教えてくれない学校の話」を訪問していただきありがとうございました。