学校では教えてくれない学校の話

学校では教えてくれない学校の話を紹介します。

キラキラネーム?一生使う名前です。名前をつける時注意してください。

 名前は、子どもが誕生した時に、両親がいろいろ悩み、その子の将来を考え、願いを込めてつけます。
 今、「キラキラネーム」が流行っていますが、名前によっては、「覚えやすくていい」場合もありますが、「いじめの対象」になってしまう場合も考えられます。一生付き合っていく名前です。よく考えてつけてもらいたいものです。
 先日(平成31年3月)、「王子様」と名付けられた高校3年生が家庭裁判所に改名を申し立てたところ、変更が認められ、名前が変わったという話がありました。
((((改名は15歳から可能です。14歳ですと親御さんが変わって申請することになります。手続きは最寄りの家庭裁判所に申し立てをすることになります。ただし、改名には正当な理由がなければなりません。))))

【付けるとにやけてしまう名前】
たなか よしこ →多 なかよし 子 (多くの友達と仲良く過ごす子になってほしいとのこと)

いまい まい  →いまいまい (前から読んでも後ろから読んでも同じ)

こいけ けいこ →こいけけいこ (前から読んでも後ろから読んでも同じ。結婚しても名字が残るように)

さとう としお →さとうと しお (甘さと塩っぱさを両方兼ね備えた名前)

はら まき   →腹巻き  (おなかを大切に!)

おだ まり   →お黙り  (リーダーシップを発揮して)

おだ まき   →オダマキ (かわいらしい花ですね)

おだ てる   →オダテル (誉め上手になりそうですね)

おか りな   →オカリナ (楽器が得意になりそうですね)

あんどう なつ→アンドーナツ(おいしそうですね)

みずた まり →水たまり  (雨の日に注意してください)

あおい そら →青い空   (いつも快晴)

いまい ちか →いまいちか?(もう少しがんばろう。)

まき まき  →まきまき  (いそいでいるのかな?)

みやざき けんいち →宮崎 県一(県名の名字の人はけんいちとつけるのは覚悟が要りますね。)テレビの県民ショウでは、東 京一さんがいましたね。

【結婚するとちょっと心配?】
〇あかい君とあおいさんが結婚すると(あかい あおい

〇せいの君とたかこさんが結婚すると(せいの たかこ

〇おか家としいな家の結婚(おか しいな)→おかしいな

〇だて君とまきさんが結婚(だて まき)→だてまき

【甘いものが好きな人・嫌いな人】
甘いものが好きな人
さとうさん(砂糖さん)・かとうさん(加糖さん)

嫌いな人
むとうさん(無糖さん)・しおださん(塩だ)

【ちょっと心配な名前】
 たまがわ るい」 どこが心配かわかりますか?
 「あ! たまがわ るい だ」と呼ばれた時にショックです。
 頭が悪いになってしまいます。
実際にこんな名前の人がいたら御免なさい。

「徒競走! だれが勝つか予想をしてごらん。」
1コース 後藤君。 2コース 伊藤君。 3コース 佐藤君。 4コース 武藤君。
5コース 仁藤君。  6コース 四位君。
「よーい。どん。」
結果
1位 伊藤君。 2位 仁藤君。 3位 佐藤君。 4位 四位君。
5位 後藤君。 6位 武藤君。
「やる前から結果はわかっていたかも?」
 
おもしろい あだな
児童 「先生、井上さんのあだ名知ってる。」
先生 「わかんないよ。」
児童 「アーちゃんだよ。」
先生 「何で。」
児童 「だって、いのうえだもの。」 あいうえお
先生 「なるほど。」「じゃあ。尾上(おのうえ)君はエー君だね。」

 今回の名前。同じ名前の方がいたらごめんなさい。今日も訪問いただきありがとうございました。次回もお楽しみに。

 

5月・6月の運動会真っ盛り! 学校における熱中症対策! オリンピックも心配です!

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運動会会場!児童用のテント!

運動会が心配!
 春の運動会シーズンが始まりました。昨年の記録的な猛暑を受けて、開催時期を変更し、秋の運動会から5月・6月の運動会へ移動した学校も多く見られますが、今年は、この時期も猛暑が続き、熱中症対策に追われている学校が相次いでいます。
 また、来年は、7月・8月に東京オリンピックが開催されます。選手も役員も応援の方も万全の体制で参加したいですね。


学校でできるもの
①児童席にテントを設置する。
 近隣の小学校や中学校からテントを借りてきて設置する。または、新しい簡易のテントを購入する。
②ミストを設置する。
 出入り口近くに霧状の水を噴射するミストを設置し、少しでも涼しくする。
③休憩時間をとる。
 前半の徒競走終了後一斉に休憩時間をとる。または、最初の演技が終了したら学年事に休憩を取る。(校舎内がカギをしているため)
④開会式を短縮する。体育座りで話を聞く。
 来賓の挨拶や紹介を短くするとともに体育座りで聞く。
⑤水筒の予備を用意する。
 保護者の方が水分の補給や水筒を随時用意し、足りなくなることがないように呼びかける。(スポーツドリンクや経口補水液など塩分を含んだもの)
⑥午前中だけの実施で種目を精選する。あるいは、運動会を行わない。
 PTA種目や来年度入学する園児の競技をカットしたり、徒競走のコースを増やす。
 熱中症対策・教員の働き方改革・授業時数の確保などの理由から運動会を行わない。
⑦教室のクーラーをつけておく。(お弁当の保管もかねて)
 昼食後まで、クーラーをつけておく。
⓼保護者の休憩場所の確保
 図書室やランチルームなどクーラーのある部屋で休憩をする。日陰のない学校では、個人用のテント使用を許可する。

保護者は個人のテントで暑さ対策
⑨こまめに校庭に水を撒く。
 使用していない場所に水を撒く。地域によっては、備え付けのスプリングクーラーがある学校もあります。

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個人用のテント

 

個人でできるもの
①早寝早起き朝ご飯を徹底する。
 寝不足や体調不良は、熱中症の原因の一つです。まずは、基本的な生活習慣をしっかりできるようにすることが大切です。
②暑さ対策の首に巻くものを用意する。帽子の後ろにタオルを巻く。

 

朝日新聞5月25日朝刊 東京都医師会より
熱中症の応急処置は「FIRST」(ファースト)
 Fluid・・・・・水分補給
 Ice・・・・・・体を冷やす
 Rest・・・・・ 涼しい場所で休む
 Sigh・・・・・ 15分から30分ほど様子を見る
 Treatment・・・治療・病院で受診する
熱中症の主な症状と重症度
 1度 応急処置  めまい・立ちくらみ
 2度 医療機関 頭痛・けん怠感
 3度 入院    意識障害・けいれん

熱中症はなぜ起こるのか?
 高温や湿度の高い環境で、熱が体にこもったり、体内の水分やナトリウムが減ったりして起こります。前日涼しくて急に気温が上がった日などは、特に注意が必要です。
熱中症以外でも
 急に体温が上がり、鼻血を出す児童が多くなります。止血の準備を忘れないように。
 いずれにしろ、児童が安全に楽しく実施できることが一番です。万全の対策をもっても臨んでもらいたいものです。
 本日も訪問頂きましてありがとうございました。次回も楽しみにしてください。

子供たちの心の中に大きなビルを! 「三匹の子豚」の話へ

子供たちの心の中に大きなビルを! 
 教員になったばかりの頃、ある校長先生から聞いた話です。
ビルの工事現場で現場監督さんに、校長先生が
「立派なビルですね。監督さんの仕事はすごいですね。」と言ったところ
「いえいえ、校長先生、このビルは四十年もすれば壊れてしまいます。先生方の仕事は、子供達の心の中に一生壊れないビルを造っています。先生方の仕事の方がもっと素晴らしい仕事ですよ。」と言われたそうです。
 その話を聞き、教員は、大変な仕事だけれどやりがいのある仕事なんだなと更に職責を感じ日々努力をしてきました。
 果たして子供たちの心の中に壊れない大きなビルを造ってきたでしょうか。わらぶき屋根の家だったのではないか、今となっては心配です。

「三匹の子豚」の話へ
 さて、丈夫な建物やわらぶき屋根の家で思い出したのが、『三匹の子豚』の話しでした。
 この話にも「後世に伝えたい教訓」が盛り込まれています。

「三匹の子豚」の話から
 お母さん豚は、3匹の子豚を自立させるため家から出し、外の世界に送り出します。3匹の子豚はそれぞれ思い思いの家を自分で建てます。「長男の子豚はわらの家」、「次男の子豚は木の家」、「三男の子豚はレンガの家」を建てます。
 しばらくするとそこへ、お腹を空かせたオオカミがやってきます。長男と次男の子豚は、家をオオカミに吹き飛ばされ、オオカミに食べられてしまいます。(絵本によっては家を吹き飛ばされた長男、次男は三男の作ったレンガの家に逃げ込み全員助かるという話もあります。)
 しかし三男はレンガの家を作り、頑丈だったためオオカミに吹き飛ばされずにすみました。そこでオオカミは煙突から忍び込もうとしますが、頭がよかった三男は熱湯が煮えたぎった大きななべを煙突の下に用意し、オオカミを釜ゆでにしてしまいました。

この話からわかった教訓
耐震強度が大切だということ
 横浜のマンションの耐震強度がニュースで問題視された(2015年)ことは記憶に新しいですね。この話は「家は頑丈に作った方がいい。」ことを伝える話だと理解できます。長男、次男が楽をしたくて手を抜き、一生懸命汗水たらしてレンガの家を時間かけて作っている三男をバカにしていた場面もあります。

②人間にはがんばれる時期があること
 長男、次男のように、年齢を重ねるごとに要領がよくなり、手を抜いたり、少しでも楽をしようと考えるようになります。「若いうちの方が、努力ができるということです。」

 

③あらゆる事態を想定し、万全の準備をすること 
 3男は、レンガの家を建てるだけでなく、煙突まで作り、オオカミの侵入を想定して
大きななべまで準備する周到さ、「念には念を入れる。万全の準備が大切。」だと言うことです。

この話が「本当に」伝えたい事
 この話が本当に伝えたいことは、何でしょう?
「兄弟愛?」を描くのならば、お母さん豚が「三人で協力して一軒の家を作りなさいと子供たちを外に出した。」としてもよかったわけです。それをあえて、一人一人の自立を目指し外に出しました。そして、怠け者の豚、遊びたい豚、努力家の豚それぞれの性格により選ぶ材料が「わら・木・レンガ」と異なったわけです。
 この話は「時間がかかっても地道に努力することが大切だ。」ということを伝える話です。
 どんなに辛いことがあっても、「コツコツと努力することで、きっと幸せなことが待っている。」「楽すればするだけ、のちのち自分に返ってくる。」ということがこの話の教訓になっていますね。
 

 今日も、私のブログに訪問ありがとうございました。明日も訪問よろしくお願いします。
 

「ぞうさんの歌」は、いじめの歌? 歌から学ぶ人権教育!

 

ぞうさんの歌」は、いじめの歌? 本当の意味は?

 今日は、ぞうさんの話です。皆さんは、ぞうさんの歌」を知っていますよね。ぞうさん ぞうさん おはながながいのね そうよかあさんもながいのよ♪」
 
 では、だれとだれが会話をしているのでしょう?
 私は、この話の本当の意味を知るまでは、親子の会話だと思っていました。皆さんはどうでしたか?よく考えてみると子ぞうにお母さんぞうが「お母さんも長いのよ」とは言わないですよね。
 
 実は、「子ぞうに他の動物が話しかけている歌なんです。」作者の「まどみちおさん」が言っているので間違いありません。
 
 「子ぞうは、鼻が長いことを喜んでいるのです。大好きなお母さんといっしょの鼻だからです。」
 
 しかし、この歌の本当の意味は、ほほえましい親子の歌ではなく、「子供のぞうが他の動物に悪口を言われている歌」なんです。「お前の鼻は長くてみっともないな。」「変な鼻だな。」とぞうをけなした「いじめの言葉」なのです。
 
 しかし、ぞうの子供は、しょげたり、落ち込んだりするかわりに「そうだよ、僕が一番大好きな母さんも長いんだよ。」と威張って答えています。「ぞうは、ぞうに生まれてきたことを素晴らしいと思っています。」
 まどみちおさんは「いじめられっ子をはげます歌」とも言っています。
 
生きるものすべてが
・「自分が自分であること」を誇りにして喜ぶこと。
・ 個性があるから意味があること。
・ 自分を大切にすると同時に自分とは違う友達もまた、大切にしてほしい。(人権教育の基本)
  いじめがなくなってほしい!ということを伝えたかったのです。

 まどみちおさんの代表作には、「やぎさんゆうびん」「ぞうさん」「ふしぎなポケット」など、今でも子供たちに愛されている名作が数多くあります。

「チューリップの歌から学ぶ!」
 「赤・青・黄色どの花見てもきれいだな♫」 
赤がきれい。青がきれい。黄色がきれいとは言っていない。
どれもきれい!みんな大切!

世界に一つだけの花!」1つ1つ違うからいい。
  ナンバー1では、なくてオンリー1
 だから大ヒットしたのですね。

 
 地球上には、大きい人・小さい人・はだの色の違う人・言葉の違う人・障害のある人・子供・お年寄りなど様々な人たちが住んでいます。それが、その人の「個性」なのです。

 地球上の人間には、いろいろな人種があります。目の色が違うから、髪の色が違うからみんな仲良くしよう!
 すべての人種が同じだったとしたらどんなに味気なくつまらないことでしょう! まど みちお氏(ぞうさんの歌の作者)

 人が生まれながらに持っているものが「人権」です。地球上の人すべてで守らなくてはならないものです。21世紀は、人権の世紀です。人種・男女・高齢者・障害者・子供の虐待など様々な差別があります。「自分を大切にするとともに、周りの人に思いやりを持って大切にすることが大切ですね。」差別やいじめのない世の中になってもらいたいです。

 今日も私のブログに訪問頂きありがとうございました。5月といえども暑い日が続きます。熱中症には気を付けてください。では、次回をお楽しみに!

教室大爆笑! おもしろ先生エピソード!

先生のおもしろエピソード! 
 学校には、いろいろな先生がいます。頭の良い先生・天然な先生・子供思いの先生・優しい先生・楽しい先生・恐い先生など。そんな先生のおもしろいエピソードを紹介します。

カレーのにおいはいいにおい!
児童 「先生今日の給食カレーだね。カレーのにおいがしてきた。」
先生 「そうだね。先生の家は、毎日カレーだよ。」
児童 「いいな。」
先生 「加齢臭だよ。」

P46ページ (Pはページの略)
先生 「昨日は、どこまでやったかな?」
児童 「45ページまでです。」
先生 「では、ピー46ページ開いて。」
児童 「ピーとページは同じです。」(子供に言われるなよ。)

書き順「5」と「ら」の違い?
児童 「先生、「5」と「ら」の書き順は、同じなんですか?」
先生 「同じです。」
児童 「5は、縦から。らは点からだと思います。」
先生 「そうかもしれん。」
正しい書き順でかけるといいですね。

床屋
先生 「A君頭切った?かっこよくなったね。」
児童 「頭切ったら保健室に行かないと。」
児童 「床屋行ったんです。」
先生 「わかっているよ。」

先生の家はどれくらいはなれている?
先生 「先生の家は、学校の近くです。学校から何メートルかわかるかな。
児童 「わかりません。」
先生 「せんセンチだよ。」
児童 「わかった。10mだ。」
10m=1000cm(せんセンチ)

直帰がベスト!
先生 「出張が終わりました。時間が遅いので学校に戻らないでそのまま直帰します。」
校長 「そうだな。勤務時間を過ぎているからね。直帰がベストだね。」
先生 「なるほど。チョッキは英語でベストですね。」(事故に遭わないようにね。)

ハンドサイン?
先生 「明日は、授業参観だから約束を決めておこう。」
先生 「なるべくみんなが手を挙げてがんばっている姿を見せたいね。」
先生 「指1本は、1回発表。2本は、2回。パーはわからないけどお母さんの手前手を挙げている人。いいですか。」
児童 「はーい。」
-授業参観の日-
先生 「この問題わかる人。」
児童 「はーい。」
先生 「だれにしようかな?なれ、全員パーだぞ。させないや。」困った。
先生 「この答えは、先生が言います。」
-懇談会で-
保護者「先生、みんな手を挙げているのに何でささないんですか?」
先生 「いろいろ事情がありますので・・・。」

 

中指と人差し指の話
先生 「中指と人差し指どちらが長いかわかりますか?」             児童 「人差し指」「中指」
先生 「人差し指の方が長いです。なぜかと言うと人差し指は5文字で中指は6文字だからです。」
児童 「なんだそっちか。」
 
 いろいろな先生がいますね。今回も訪問ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。いろいろなエピソードがたくさんあります。楽しみにしてください。 

「だんどり」ってどんなとり? はじまる前の後片付け!

 子供に「君はだんどりが悪いんだよ。」と話をしたら「だんどりってどんなとりですか?」と答えが返ってきました。今回は、段取りについてお話します。


始まる前の後片付け ゴールを見据えて 段取りが大切!
 物事を進める上では、何事にも「段取り」が大切になってきます。いつも「ゴールを見据えて」一つ一つ手順を整えることです。
 教壇に立って、「昨日は、どこまで進んだ。」と子供に確認をしているようでは、だめですね。昨日までの課題をもとに、「今日の導入はどんな工夫をしよう。(はじめの10分)」「展開の発問はこれにしよう。(中止となる質問)」「まとめはこれだ。(課題に対する答え)」「板書(黒板のまとめ)はこういう風にすれば子供たちの思考がまとまるぞ。」と考えてから授業をすれば、スムーズな授業ができるはずです。
様々な行事においても、何も考えずに進めるのではなく、どう決着を付ける(後片付ける)か、「始まる前の後片付け、ゴールを見据えた活動」が大切になってきます。

だんどり【段取り】とは?
1 芝居などで、筋の展開や組み立てのしかた。
2 物事を行う順序や手順。また、その準備。「式の段取りをつける」
「段取り」とは、もともと歌舞伎の構成や展開のことを示す言葉でした。 今ではさまざまな分野で物事を行う順序や手順、準備のことを指す言葉として使われています。 よく「準備8割(成功するかどうかの80%は準備で決まる)」と言いますが、同じ意味で「段取り八分・仕事二分」という言い方もあります。
「段取り八分仕事二分」に似た言葉に「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」があります。その言葉から想像がつく通り、「段取り八分仕事二分」とは、「良い仕事をするには段取りが非常に重要である。」という意味合いになります。

①段取りのよい人は、必ず目的から逆算する。
 失敗してしまったり、自転車操業になってしまうのは、「何を目的とするのか」を明確につかんでいない。つまり、先の見通しが立っていないからです。いかなる時も、目的から逆算して考えることが段取りの第一歩です。

②段どりのよい人は、抜けることなく、『三手先』を読んでいる。
 「5W1H」を考えて、抜けることのないようにすることです。何を(What)、なぜ(Why)、いつ(When)、だれが(Who)、どこで(Where)どのように(How)を常に意識し、「2月先の行事」を考えながら行動することです。

③段取りのよい人は、ギリギリを避ける。
 その日のうちに片付けられるような簡単な仕事ばかりを与えられているうちは、段取りはそれほど必要はありませんが、次第に段取りが必要な仕事(時間のかかる仕事や作業が多く複雑な仕事等)が与えられるようになります。その時は、「優先順位」を明確にし、どれを先にやるか。だれを後回しにするのか?直ちに判断をし、効率的に進めることが大切になります。できない仕事から始めてしまうとできる仕事もできなくなってしまいます。

 段取りをすることにより、やり直しがなくなるばかりか、無駄な作業をすることもなくなるでしょう。日々、「段取り力」を高める努力をしてください。

 今日も訪問ありがとうございました。

 

修学旅行おもしろエピソード!(東京・小田原城編)

 小学生の一番の思い出は、修学旅行です。50年以上もたった私も今でも覚えています。夜中の枕投げや夢遊病者のようになり廊下で倒れていた子、お風呂に飛び込んでやけどをした子、今でも昨日のように覚えています。昭和の時代の出来事を含めて子供たちの面白エピソードを紹介します。

修学旅行(首都高速のトンネルの中で)昭和の話
児童1 おもむろに窓を開け外に向かって「〇〇のばかやろう」と大きな声で怒鳴った。(いつもトンネルで怒鳴っていると思います。)

児童2 言われた子は、それを見てもっと大きな声で「〇〇のばかやろう。」と怒鳴り返した。その後、思い切り排気ガスを吸ってしまった。前の人の頭の上から思い切り吐いてしまった。

前の席の児童 「おまえこそばかやろうだよ。」
トンネルの中は大きな声を出すと、反射して音が響きますよね。だから大きな声を出したくなりますね。でも場所が悪かった。
教訓 車が通っているトンネルは排気ガスが一杯!大声を出すのはやめましょう。

浅草寺(せんそうじ)
浅草に修学旅行に行ったとき、外人さんが浅草寺を見て、
外人さん 「せんそうじこわいですね。」
児童   「何で。こわいの。」
外人さん 「だって、せんそうしたくありません。」
日本語は難しいですね。
仲見世近くのメロンパンが美味しいです。

小田原城にて 箱に向かって話している子?
児童 「私の名前は〇〇です。〇〇小学校の6年生です。」
何やら箱に話しかけています。
先生 「〇〇ちゃん、大きな声を出してどうしたの。」
児童 「だって、この白い箱に『あなたの声を聞かせて下さい』と書いてあったんだもの。だから話していたの。」
箱の隣には、アンケート用紙が置いてありました。


修学旅行や林間学校・遠足で使える話です。
 修学旅行の前に始めの会がありますが、みんな心うきうきで聞いていません。
そんな時、いつもこの話しすると後で思い出せます。
 修学旅行での「おみやげ」です。
 お
 「おもいでに残る修学旅行にしよう。」
 やはり一番は、小学校の思い出作りでしょう。
 み
 「みんなで協力しよう。」
 何事も強力ですね。食事の準備。ふとん敷きや部屋の片づけ。
 
 
 「やくそくをまもろう。」
 旅館の約束・遊歩道の約束・班の約束など。

 

   
 「げんきに帰ってこよう。」
 一番は、元気に思い出をたくさん持って帰ってくることですね。
 家に帰ったらお家の人に「おみやげ話」をしてください。
 こんな話を始めと終わりすると「いつも覚えてもらえるし振り返りもしやすい。」ですね。
 
 先日、同窓会がありました。やはり一番盛り上がったのは、修学旅行の夜の思い出話でした。一つの部屋に集まって「怖い話」をしたことや懐中電灯を持って「肝試し」をしたこと、「大好きな女の子の名前を告白」したり、夜中に「枕投げ」をして、「廊下で怒られた」ことなど話は尽きませんでした。
 
 今日も「学校では教えてくれない学校の話ブログ」を訪問ありがとうございました。